JRCのエントリー情報 #1

2016-09-10

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今日は全日本ラリー選手権、JRC部門のエントリーを見てみましょう。
まずはJN6。現在、シリーズを牽引しているポイントランキングの 上位5人、勝田範彦選手・奴田原文雄選手。新井敏弘選手・鎌田卓麻選手・福永修選手は揃ってエントリーしています。
長距離のグラベル路面で争われるラリー北海道はポイント係数が2.0と高く、金曜夜~土曜に行われるレグ1と日曜日のレグ2、どちらも制覇した完全優勝の場合、優勝の20ポイントが2.0倍、そこに1位のデイポイント2レグ分が加わって合計46ポイントもの大量得点が可能になります。
1位と2位の獲得ポイントの差も倍になるため、現在のシリーズポイント1位の勝田選手を11.9ポイント差(当方調べ、以下全て)で追い上げる奴田原選手はもちろんのこと、57.4 ポイント差で続く新井選手にとっても、展開次第では今後に大きく影響を及ぼす重要なラリーとなっています。もちろん、それは新井選手に20.6ポイント差 で続く鎌田選手や、その僅か0.8ポイント差を追いかける福永選手にとっても同じことで、順位を大きく上げるチャンスになっています。3年前は最終SSでのパンクで勝田選手に逆転を許し、僅か1秒差のドラマで2位に沈んだものの、一昨年と昨年とJRC部門を連覇している奴田原選手や、APRC部門で過去に6度の総合優勝経験を誇る新井敏弘選手にとっては、このラリー北海道がまさに勝負どころとなることでしょう。
国内屈指の 高速ステージが続き、かつ総距離も非常に長く、人間にも車にも負担が大きいだけに、ドライバーやコ・ドライバーの技量はもちろんのこと、車両のセッティン グやコンディション、メカニックの手腕など、ありとあらゆる要素が勝負を決めることになるのがラリー北海道。トップレベルの選手でもパンクやメカニカルト ラブルに泣くことも少なくないだけに、各チームとも万全の態勢で臨むことになるでしょう。実力をいかんなく発揮し、私たちを最後までドキドキさせてくれる ことを祈りましょう。
【JN6 上位シリーズポイント表(第6戦終了時点:当方調べ)】
1. 勝田範彦選手: 136.4pt
2. 奴田原文雄選手: 124.5pt
3. 新井敏弘選手: 79.0pt
4. 鎌田卓麻選手: 58.4pt
5. 福永修選手: 57.6pt


(c) 2013 Rally Hokkaido.