クスコのスポンサードを受けていることもあって日本でも人気のマイケル・ヤングが、M-SportよりWRC参戦に招待されているとマイク・ヤング モータースポーツよりメディアステートメントとして、発表いたしました。
以下 詳細
マイク・ヤング モータースポーツ
メディアステートメント
2015年3月4日
マイケル・ヤング、M-SportよりWRC参戦に招待される
昨年のアジアパシフィックラリー選手権(APRC)プロダクションカップ部門優勝者であり、APRC総合部門で第二位に輝いた22歳、ニュージーランドはオポティキ出身のマイク・ヤングは2015年の世界ラリー選手権(WRC)において、M-SportよりDMACK・フォード フィエスタトロフィーへの参戦の招待を受けた。
「エキサイティングだ、というのは控え目な言い方だね。僕たちは今年はクスコのスバル・インプレッサでのAPRC参戦に全力を注ぐことに決めているものの、日程的には重ならないことがわかったので、今は予算面での手当てができるか大急ぎで当たっているんだ。」とヤングは話した。
DMACK フィエスタ トロフィーはWRCシリーズのうちヨーロッパで開かれる5つのイベントからなっており、5月のポルトガルを皮切りにポーランド、フィンランド、ドイツと続き、スペインで幕を閉じる構成になっている。
「これ(フォード フィエスタ トロフィーシリーズ)は様々な路面で戦われ、非常によく運営されている素晴らしいシリーズだよ。僕らは昨年WRCドイツへと旅したときにチェックしたのだけれど、若いドライバーへのサポートに感銘を受けたんだ。」
「これはその先への大きな踏み台となることは間違いない。けれども、資金を集めることができなければ実現しないんだ。」ヤングは説明した。
招待状を発行した後、M-Sportsのアンドリュー・ウィートリーはこう述べている。「マルコム・ウィルソンとDMACKチームは、アジアパシフィック選手権からドライバーを迎えることは、その地域のフィエスタシリーズの良いニュースをシェアする素晴らしい機会となるという点で意見が一致しており、ニュージーランド人のマイク・ヤングにドライバーの席をオファーすることにしたんだ。」
「彼は高いレベルで成熟を示しているドライバーで、APRCドライバー選手権にて昨年は2位を獲得している。さらに、彼は1600ccの車両でそれを成し遂げたということは、彼には実力もあるということを示している。私たちは彼の姿勢が好きで、機会があれば選手権で彼を見てみたいと思っている。」
DMACK フィエスタトロフィーの過去の優勝者には、今やヨーロッパラリー選手権/WRC2にてプジョーのワークスドライバーであるクレイグ・ブリーンや、フォードのワークスドライバーであるエルフィン・エバンズ、メーカーのサポートプログラムにサインしたばかりのポンタス・ダイデマンドなど全員がメーカーのサポートを受ける錚々たる面々が名を連ねており、昨年の優勝者であるサンダー・パーンはすべての費用の支払いを受けてWRC参戦の準備を進めているところである。
ヤングと彼のチームはこれから数週間に渡ってWRC参戦に必要な資金を集めるために懸命に活動することになるが、アジアパシフィックラリー選手権の第一戦目がわずか6週間後に迫ったこともあり、残り時間を刻む時計からも目が離せないことになる。
アジアパシフィックラリー選手権は4月17日から19日に開催されるラリー・オブ・ファンガレイで幕を開け、ヤングはクスコの製作したグループNのスバル・インプレッサで参戦する。
「クスコには、4輪駆動の車両をドライブする機会をくれたことに関して感謝してもしきれないくらいだ。彼らは僕のキャリアを通じてずっと驚異的なほど素晴らしいサポートを与えてくれていて、それがなければ僕はこんな成績は残せなかっただろう。」ヤングは述べた。
「3年にも渡ってタイヤを供給してくれているダンロップにも深く感謝をしているんだ。事実、昨日、2台の車両と100本以上のタイヤと部品を積んだコンテナが日本を出発したところなんだ。」
マイケル・ヤングと彼の進化の最新情報は、ここで入手できる。
https://www.facebook.com/MikeYoungMotorsport
ヤングのAPRC参戦はクスコ、ダンロップ、Yoda Rallying、OMP、CRC スピードショーのサポートを受けている。
以上。